住宅・店舗・マンション・ビルなど、多くの用途を持つ鉄骨造の建物。
鉄骨造でつくられた建物は、多くの鋼材が使用されているためとても頑丈です。
構造がしっかりしているため、安全をしっかりと確保して工事を進めていくことがポイント。
木造建築に比べると、建物の規模が大きいことが多いため工期は長くなりがちです。
そのため鉄骨造の解体をおこなう際は、施工管理を徹底し、安全面もしっかり確保した上で工事を進めてまいります。
鉄骨建物解体工事のポイント
□騒音・振動の対策を充分に
鉄骨造の建物は屈強なので、解体作業時は振動や騒音が発生します。
近隣の方々にご迷惑をかけないためにも、工事の際は建物を防音シートで覆ったり、廃材が飛散しないよう養生を徹底いたします。
□自治体への届け出が必要
大型の建物の場合、通常の届け出に加えて「大規模改修工事着手届」や「特定建設作業届」の作成が必要です。
届け出は原則として発注者本人が行いますが、委任状を提出していただければ代行が可能ですので、お気軽にご相談ください。
また「建設リサイクル法」に基づき、資材の分別・再資源化を徹底いたします。
鉄骨解体の工法
□ガス切断工法
金属を高い温度で酸化させ、その酸化物をガスで吹き飛ばすことで鉄骨を切断いたします。
振動・騒音が少ないため、建物が密集している場所や、狭い場所での施工に適しています。
□振動切断カッター工法
油圧ショベルの先に、鉄骨切断カッター機を取り付けて解体をおこなう工法です。
速度が速いため大規模な解体にも対応でき、高所作業も少なくすみます。