住宅やアパートなど、中小規模の建物に多く見られる木造建築物。
建物の規模や構造によって、解体の手順も大きく変わるため当社では事前の調査を充分におこない各建物に合った解体工事をいたします。
当社は建物の構造を把握した上で最適な解体をおこなうと共に、狭小地や車両の進入が困難な場所などの難しい現場にも対応しています。
ご依頼をいただくお客様によって、土地の売却や駐車場の経営など、解体後の目的はそれぞれ。
今後の土地活用を見据えた、安全・丁寧な解体工事をお届けいたします。
木造建築解体工事のポイント
□工事範囲を明確に
お見積りと実際に工事でかかった費用との差を最小限にするためにも、工事範囲を明確にしておくことがポイントです。
建物前の道路状態や、無造作物があるかどうかでも費用は大きく変わってきますので、入念な現地調査とお客様へのヒアリングを実施し、工事のご提案をいたします。
□地中障害物による追加工事
地中障害物とは建物の地中に埋没している、以前の建物のゴミや、基礎、浄化槽のこと。
解体工事を進めていかなければ有無が分からないため、発見されるたびに追加費用が加算されます。
解体工事の際、建築図面などがあれば、外側から見えない部分の確認にも役立つため、前もって用意されるとスムーズに施工が進みます。
□建設リサイクル法に基づく処理
解体工事の際に、発生する廃材を再資源化することが「建設リサイクル法」により、義務化されています。
とくに木材をはじめとするアスファルト、コンクリートなどの資材は、分別・再資源化が必須。
当社では行政への届け出なども含め、法令を遵守した工事をおこなっています。
木材解体の主な工法
□手壊し解体
手壊し解体とは、文字通り重機を使用せず、バールやなどの手道具で解体する工法です。
廃棄物の分別が容易で、振動・騒音などの影響も最小限に抑えられます。
建物の木造部は、基本的にすべて手作業の解体になります。
□手壊し併用機械分別解体
現在主流の解体工法の1つ。
建物内部造作をあらかじめ手壊ししてから、重機を搬入するため、再資源化しやすく発生量の多い木くずや瓦礫を重点的に分別しながら作業を進めていくことができます。